2024/03/27
プレゼン資料の翻訳
プレゼン資料をつくるとき、Microsoft社のPowerPointがよく使われます。
これ以外にもKeynoteや、Googleドライブのプレゼンテーションソフトでもつくれます。そもそもワードでつくってPDFにしてもいいのではないかと思いますね。
さて、そんなプレゼン資料ですが、研究者の方がシンポジウムやフォーラム、各種の学会・研究会で発表するときに、ごく当然のように用いられています。
プレゼン資料の特徴で顕著なのが、1ページあたりの文字数が少ないという点です。
また、写真や図柄も多く用いられますね。これは、プレゼン資料というのは、発表のための視覚的な補足資料であるためです。スクリーンに映し出しますので、文字を小さくしますと、会場の遠くにいらっしゃる方は見えないので、文字も写真も図柄も、大きくしないといけないという物理的な理由もあります。
そう言えば、これまでの私たちの翻訳素材で言いますと、日本の研究者がつくるプレゼン資料よりも、英語圏の研究者のそれのほうが、写真や図柄が多き気がします。
情報量が少ないからこそ、やるべきことがある
こういった特徴のあるプレゼン資料ですが、翻訳をするのは、実はけっこう難しいんです。
その理由は、プレゼン資料の特徴である文字数の少なさです。
これは、ウェブサイト翻訳にも通じる部分がありますが、その単語やフレーズ、ワンセンテンスを翻訳することは平易なのですが、文字数が少ないということは、そのプレゼン資料からは全体像を見るための情報量が少ないことを意味します。
たとえば、
university market positioning
という見出しがあったとします。
このプレゼン資料を用いる発表が、大学の運営そのものに関してであると事前に分かっていたなら、
university(大学の) market(市場)の positioning(位置づけ)
大学の市場を位置づける
となります。
いっぽうで、震災が起きた際に大学のキャンパスを避難施設として用いることについてのプレゼンなら、
university(大学の) market(食料品店)の positioning(位置づけ)
大学にある食料品店の位置づけ
となる可能性もあるわけです。
極端な例ではありますが、文字数が少ないというのは、つまりは情報が少ないという状態であり、これでは全体像が見えづらくなるのです。
私たちの翻訳サービスでは、文脈を読み、内容を理解し、それを英語に落とし込んでいきます。
その他、下記で私たちのプレゼン資料の作成について話していますのでご覧ください。
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