NAATIの認定を受けた翻訳者が、オーストラリア周りでは必要です。

 

オーストラリアへの書類提出で、NAATI(オーストラリア翻訳・通訳資格認定機関)の認定を受けた翻訳者をお探しのお客様、すみません、弊社にはお探しの翻訳者がいないんです。

この記事は、タイナーズから、NAATIの認定を受けた翻訳者へのメッセージです。

 

少し前に、よくご依頼いただくお客様から、下記の書類についてお問い合わせいただきました。

 

Interpreter’s/Translator’s statement

 

 

そうです、Interpreter’s/Translator’s statementです。

記載して、翻訳原稿に添付する必要があるものですね。

 

本件の場合、お客様は、an Advance Health Directive.に該当する書類をオーストラリア当局に提出する必要があり、このstatementが必要になりました。

 

しかし、下記の記載があり、私たちにはこのstatementをご準備できなかったわけです。

Note: You must be a qualified interpreter/translator, registered with the National Accreditation Authority for Translators and Interpreters.

 

意外に、オーストラリアに提出する書類の翻訳をいただいたのは、このとき初めてでしたので、正直なところ、NAATIの認定の重要性は深く考えていませんでした。

が、やはり、NAATIの認定翻訳者である必要があり、お客様には、大変申し訳ない思いをしたものでした。

 

結局のところ、NAATIの認定翻訳者で、翻訳をなりわりとしている同業さんに連絡をしまして、その方にお客様のご対応をパスする形となり、無事にstatementは整いました。

 

それで、改めてNAATIの認定翻訳者の存在をいろいろ調べてみたところ(といってもインターネット検索ですが)、翻訳をなりわりとしてウェブサイトなどで公開してらっしゃる方って、少ないんですよね。私の調べ方がよくないだけかもしれませんが。

 

また、いわゆる自営業をしてらっしゃらない方であっても、NAATIの認定を受けている方は多くいらっしゃると思います。(日本の方でも、オーストラリアの方でも)

 

オーストラリア当局が、NAATIの認定翻訳者の翻訳であることが、一部書類において必須であることに鑑みますと、NAATIの認定翻訳者の存在意義はとても大きいものだと思っています。

 

そこで、タイナーズでは、NAATIの認定を受けた翻訳者を募集いたします。

オーストラリア周りの仕事ができたら嬉しいな、保有している資格を生かしたいなあとお思いでしたら、ぜひぜひご連絡ください。

 

翻訳そのものもそうですが、一緒にオーストラリア周りの仕事を楽しめたらなあと、とてもワクワクしています。

 

下記のメールアドレスからお問い合わせください。とくに期限は設けておりませんので。(2018年春現在)

 

 

 

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Mr.フレイトからの、日本のパンフレットの英語翻訳についての伝言

「パンフレットを他言語に翻訳するときは、元の表現を真に受けるとなかれ」とは、知る人ぞ知るパンフレット研究家 パーム・フレイトさんの言葉です。

 

パームさんが、日本のパンフレットを英語に翻訳するときに気をつけることをお話になっています。

 

少し彼の言葉にそっと耳をすましてみましょう。

 

 

ホテルとその周辺の観光スポットを紹介するパンフレットを、誰もが一度は見たことがあるだろう。

そのパンフレットには、素敵なカフェや楽しいアミューズメントパークの魅力がところ狭しと書かれており、また、ホテルからのアクセスがとても細やかに書かれている。

 

そのパンフレットは、その地を知らない外国人にとってとても友好的なもので、いろんなことが書かれている。その友好的なパンフレットは、残念ながら、細かすぎて文字が小さくて、読む気になれないのだ。

 

日本のパンフレットは、そう、情報が多すぎる。それも不要な情報がパンフレットの結構な割合を占めているのである。

 

一例を挙げてみよう。

 

よく「駅から約○分」「徒歩で約○分」「ICを降りてから約○分」、こういった文言が見られる。

私なんかから見ると、それにしたって約何分、だいたい何分、およそ何分と、なんだか言い訳がましい言葉が並んでいる。

10分と書かれていて、それが12分だろうが、15分だろうが、早く歩いて9分だろうが、私たちはそんなの興味がないんだ。時間のずれによって、しかも数分というずれで何か困ることが起きるわけではないのだから。

日本人は1分の誤差にこだわるのかい?私は、もっと他の、楽しいことにこだわりたいんだ。たとえばその10分を誰と歩くのか、アイスを手に持って歩くのか、日本の伝統的な食べ物「Onigiri」を食べながら歩くのか。

 

これはつまり、advanced excuse(言い訳の前倒し)なんだよ。

 

私はパンフレットの製作に関わる人にこう言いたい。

あなたが今、準備しているパンフレットは、誰も期待していない言い訳の前倒しをしていないかって。

それをそのまま英語に翻訳してごらん。

この施設まで Approximately 10 minutes(約10分)

あのイベント会場まで Approximately 15 minutes(約15分)

あそこのカフェまで Approximately 9 minutes(約9分)

駅を降りてから Approximately 8 minutes by walk(徒歩で約8分)

 

どうだい?言い訳の前倒しが、いつのまにか、Approximately(約)の押し売りになっていないか?それも、パンフレットというとても大切で限られたスペースの中でだよ。

 

考慮すべきなんだ。そのまま英語にしちゃだめなんだよ。

でもクライアントの意向を忠実に反映しなきゃいけないのは、分かってる。そこを翻訳会社とうまくやってほしいんだよ。

そうすることで、結果として、外国人観光客があなたのクライアントを気に入ると思うよ。

 

 

 

いかがでしたか?

どうやらフレイトさんは、日本のパンフレットは細かすぎて、それをそのまま英語にすると、優れたパンフレットにならないのではないか、と心配しているようです。

 

このフレイトさんからの伝言を受けまして、私たちタイナーズも、お客様からのご依頼で思い当たる節があります。

 

「約○分」という文言は、たしかに散見されているように思います。

しかも、これを英語に翻訳すると、Approximately ○ minutesというように、Approximatelyがとても長いのです。これがパンフレットで連発されることになり、妙にApproximatelyが強調されるようになります。

Approximatelyは略すこともできますが(approx.)、しかし、パンフレットというその会社さんの正式な案内の中で略した表現を用いるのは、それはそれで違和感があります。

 

いっぽう、aboutという言葉も、「約、おおよそ、だいたい」という意味を持っています。aboutという言葉を使うことができれば、短い単語ですので円滑なのですが、aboutは少し表現が柔らかく、やはりその会社さんの正式な案内の中で用いるのは軽薄に感じる可能性があります。Approximatelyは、とりわけ印刷物に、おおよその距離や時間を表すときに使る、スタンダードな単語です。

 

つまり、Approximatelyを用いるほかないのですが、「長い!」というのもありますが、そもそも、アクセスのところで「約○分」を連発することのほうが改善の余地があるような気がします。

 

ですが、お客様のクライアント様のご要望ですから、むげにカットできないという事情もありますし、この辺のところは、ご依頼いただいた際に細やかにお打ち合わせさせていただいています。

 

 

パンフレットやカタログの翻訳サービスはこちらです。

http://www.tiners-p.com/pamphlet.html

 

※パーム・フレート氏は、私たちのパンフレットへの思いをお伝えするために登場させた架空の人物です。

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翻訳実績 所感2017年10月

 

恒例の、翻訳実績の中から特に興味深かったものをピックアップ。今回は2017年10月ぶんです。

 

 

美容商品の輸入に関するクライアントとの交渉文(和訳・英訳)

現状、とてもナイーブなところですので、翻訳もいつも以上に慎重に行っています。

 

海外企業とのビジネスに関する契約書(和訳)

依頼者様は日本企業で、海外の企業と販売契約を結ぶとのこと。依頼者様はサプライヤーになります。

で、この海外企業というのがイギリスでですね、イギリスがらみのビジネス経験がある方でしたら、ピンとくると思うのですが、この契約書というのが笑えないくらいがんじがらめなんです。(オーバーではなく)「うちはあんたのところから製品を買うんだから、全部うちの言うことをききなよ」ぐらいの勢いです。

だからといって、イギリスは冷たい、とかではなく、要は契約に重きを置いているんですね。感情ではなく、元々どんな約束をするかどうか、そして決まった約束はしっかり守る、ということになります。

念のため、依頼者様には熟考をお勧めいたしました。

 

ここの記事が、とてもリアルに書かれていて興味深いです↓

 

アメリカは契約社会と言いますが、全くもって契約社会です。アメリカ含めて欧米の仕事の仕方は、なかなかに契約社会です

https://www.advertimes.com/20140502/article155707/2/

 

 

運転免許証(フランス語からの和訳)

珍しいご依頼です。運転免許証で、しかもフランス語のもの。日本のそれと大きく変わりません。

 

海外の学校の卒業証明書および出生証明書(和訳)

戸籍抄本(英訳)

これらは個人様からのご依頼です。

なお、戸籍抄本関係は、下記の記事をご参考いただけます。

 

戸籍謄本 英語に翻訳から公証まで カナダ編

 

日本の歴史に関する文献(英訳)

刀の受け渡しについての文献です。内容自体は平易なのですが、いわゆる「昔の言葉、昔の名前」が散見していますので、それらを英語でどのように表現するかが、調べどころがあるところでした。

 

学習塾のパンフレット(英訳)

すべて英語にするものではなく、デザインとして用いられるような英語表現があり、それが英語として正しいかどうかの添削を行いました。

パンフレットの翻訳をしていて、いつも感じますのは、日本語のパンフレットは細かい(笑)。これをそのまま英語に反映すると、I・Oになってしまうのではないかと思います。I・Oはインフォメーション・オーバーロード(情報が多すぎて肝心の情報が埋もれてしまい、あとあと困ること)の略です。

 

海外留学のための推薦状(英訳)

その後、依頼者様から書類審査通過のご連絡をいただきました。よかった!

英語への翻訳段階でどうのように表現すれば良いか、というのはとても大事です。ですがそれは次点で、やはり、推薦者(ほとんどの場合、上司か学生時代の指導教授)がどう推薦してくれているか、それが最も大切です。依頼者様の推薦者が、良心を持った方であることを望みます。

 

海外の取引先への請求書(英訳)

いわゆる、「請求書」を「INVOICE」にするというもの。

日本固有の製品がカナダのお店で求められている。とても素晴らしいことですね。(しかも私と同郷の製品です)

 

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戸籍謄本 英語に翻訳から公証まで カナダ編

 

留学のため、海外にいる配偶者のもとへ行くため、仕事の関係で、などなど、きっとこのページをご覧の方は、カナダへ渡航するために必要な書類を整えていらっしゃるころだと思います。

きっと今、手続きの中で最もややこしいものの一つである、戸籍謄本をはじめとした各種の書類を英語に翻訳し、それらを公証してもらうことに手を焼いていらっしゃるのではないかと思います。

 

(Photo: Niagara Falls, Les Chutes du Niagara)

 

じつは、翻訳をご依頼いただくお客様から、公証までの手続きについて

 

「よく分からないんです」

 

とご連絡いただくことが多く、私どもも一緒になってお調べして、公証まで持っていくということがあります。

実際のところ、結構ややこしいのです。たいていの場合、行き着くのは、「どこへ聞いてもよく分からない」です。

 

何かお客様に、公証までの手続きを円滑にするご案内ができればと思っていたところ、私どもの日本在住の翻訳担当者さんがカナダへ行くことになりましたので、その翻訳担当者さんの動きを実例としてご紹介し、あなたの各種書類の英語版の準備から公証の完了までのご助力になればと思っています。

 

戸籍謄本 英語に翻訳から公証まで カナダ編

それではどうぞ。

 

【どのような書類を準備する必要があったか】

  • 戸籍謄本
  • 改製原戸籍(結婚の証明が書かれたもの)
  • 上記2種類の書類の英訳
  • 無犯罪証明書(管轄の警察本部で入手)

 

【カナダ大使館への問い合わせ・やりとり】

私の場合は主人が先にカナダに入国しており、一人でカナダのパスポートを持っている子供二人を入国させる必要があったため、以下のような質問から始まりました。

<質問>
主人が既に入国しており、後で片親が子供2名を連れて入国する場合、主人に同意書を書いてもらう必要はありますか?

<カナダ大使館の回答>
まず、カナダ国籍をお持ちの方は、カナダパスポートで渡航する必要があります。

未成年の渡航に必要な書類は以下の通りです。

  1. カナダパスポート
  2. カナダ国内の身元引受人からの手紙
  3. 渡航に同行しない親(父親)からの同意書(戸籍謄本+英訳)

同意書と戸籍謄本の翻訳を、最寄りの公証役場で公証をしたものを渡航時に携帯してください。

これらの書類は、お子さんの渡航時に携帯をしていただきますが、大使館や領事館にご提出を頂くものではありません。

※筆者フォロー)ちなみにバンクーバーの空港は過去6か月の間に様変わりしており、完全にシステムで管理されていました。まだ入国審査官はいますし、話をする必要もありますが、全く混雑がなく、システムで顔写真等もとるため、書類の提示は全く求められませんでした。子供がカナダ国籍を持っている場合は、カナダパスポートなしではカナダへの渡航はできないことについ最近なったみたいです。

 

<質問>
ETAは昨年の12月に入手しておりますが、一度の申請で半永久的に再申請の必要はないという理解で大丈夫でしょうか?

<カナダ大使館の回答>
こちらのサイト内Check your eTA statusで、保有状況を確認出来ます。ご活用ください。

※筆者フォロー)カナダへの渡航にはパスポートのほかに必ずETAというEビザが必要となります。実際の有効期限は5年間です。(2017年11月16日現在)

 

<質問>
パスポートと連動していると理解しているので特に紙ベースでETAの用意はしておりませんが、宜しいですか?

<カナダ大使館の回答>
eTAはパスポート番号に自動リンクしていますので、コピーは特に必要ありません。

 

<質問>
戸籍謄本の訳はCertified Translatorにお願いしますが、それで大丈夫でしょうか?

<カナダ大使館の回答>
仕上がった翻訳と原本をお近くの公証役場において公証印を受けたものをご提出ください。

 

<質問>
配偶者ビザの申請に必要なものとしてカナダ政府のウェブサイトに必要書類が書かれていますが、national identification cardsとは何が該当しますか?

<カナダ大使館の回答>
マイナンバーや国民健康保険証です。コピーを取られる際には英語翻訳をつけてください。
翻訳は全て公証していただく必要があります。翻訳者が行く必要があるか否かは、公証役場にお尋ねください。
こちらはプロセスを行っておりませんので提出書類に関しては、IRCCのサイトをお読みになって、ご自身でご判断をお願いします。

 

【K公証役場への問い合わせ・やりとり】

カナダ大使館から上記のようない指示があったので、最寄りの公証役場に行ってみる。

担当してくれたおじさんは見かけの田舎のおっとりした感じとは裏腹にかなりの知識人だった。彼の口からでる言葉は見かけのギャップに圧倒されるぐらい真実味があり、その優しい口ぶりと正反対の正確すぎるぐらいの情報量が、あの昭和初期のような古ぼけたオフィスの中ではありがたかった。

 

【最終的にどういう形で公証が完了したか】

おじさんによるとカナダは先進国では珍しくハーグ条約を結んでいないということで、古めかしいファイルをめくりながらカナダはやはり条約国に入っていないとご自身も驚きながら説明してくれました。

あまりにファイルに年季がいっていたため「すみません、その中身の情報は最新のものでしょうか?」とおじさんの気持ちを損ねないようにお伺いすると、「こちらは毎年一月に必ず更新するため、間違いはないんですよ。」とこちらの不安を払拭するように丁寧に答えてくれました。

 

ハーグ条約参加加盟国:

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000610.html

この条約に参加していない国はアポスティーユが必要ないそうです。アポスティーユについては以下のサイトをご確認ください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html

ざっくり言うと、外務省の証明で、東京、大阪、名古屋の三か所の公証役場でしかもらえないものだそうです。これはこの3か所は規模が大きいためこのアポスティーユの手続きまでできると聞きました。ただこのおじさんによると、アポスティーユはハーグ条約を結んでない国には提出してもかえって不必要なスタンプが押してあることがあだになるため、カナダの場合はアポスティーユをつけない形にしなければならないと言うことでした。

最終的にはアポスティーユをつけていないものを公証役場側で準備してくれて、それに公証の前で署名をするという作業をしました。

 

【所感】

今回の一連の作業で思ったことは、大使館側は最後には自分で調べて下さい、というそっけない感じです。資料の種類などは公証役場側で確認してくださいとも言われました。

公証役場では、「こちらは基本的に公証人がお客様が署名するのを公証するのみなので、国ごとの決まりはわからないので、大使館側に確認してその指示に従ってください。」と言われました。これはもっともな意見だと思います。

担当してくれた方が知識をお持ちでしたので、アポスティーユのことなどもよくご存じで助かりました。実際はそこまで親身になってお話をしてくれる方はそれほどいらっしゃらない場所が公証役場なのではないかと思います。

 

 

いかがでしょうか。

この実例から分かることは、

 

  1. カナダ大使館からは、有用な情報は得られないかも。
  2. 公証役場はカナダ大使館と連携しているわけではない。
  3. カナダ大使館が言うことと、公証役場が言うことは一致していない。
  4. 公証役場は公証をする組織であるため、あまり海外渡航の手続きについての知識がない。
  5. これらを踏まえ、結局何が必要なのか、聞いてもよく分からなかった。そのため、公証が円滑に得られるように、翻訳証明があるもの・ないもの、宣誓書があるもの・ないものなど、複数の書類を準備して公証役場に出向き、使えるものを使うこと。

 

実際のところ、大使館はビザの手続きなどの実務を行なっているわけではありませんので、聞いたところで答えていただくのは難しいと思います。また、公証役場は公証をすることが仕事の組織ですので、あなたが海外に行くために必要なことをご存知ではないんですね。

 

これらを踏まえ、私どもから、「カナダへ行くための書類はこのようにすべきである」と断定してお伝えすることができないのですが、少なくとも、

 

  • 戸籍謄本や戸籍抄本の英語版は必要である。
  • 翻訳証明があるものとないもの、両方を準備しておいたほうが便利である。
  • 宣誓書(私がこれらの書類を英語にしたという声明。もちろん英語)を準備しておいたほうが便利である。

 

この3つは間違いのないところです。

どうぞご参考になさってください。

 

なお、全国の公証役場の一覧は日本公証連合会のウェブサイトで確認できます。

 

公証役場一覧
http://www.koshonin.gr.jp/list

 

お近くの公証役場に出向いていただき、公証の手続きをすればよいのですが、アポスティーユ(公文書に対する外務省の証明)を取得できる公証役場とそうでない公証役場があります。

タイナーズが直接、公証役場にその理由を問い合わせたところ、「要望の多いところでは取り扱っており、そうでないところでは取り扱っていない。田舎のほうですとあまりアポスティーユの要望が少ないんです」とのことでした。

もしアポスティーユを必要としている場合は、事前にアポスティーユに対応しているかどうか、電話で問い合わせをしたほうがいいと思います。

 

 

 

戸籍謄本をはじめ、抄本や改製原戸籍、除籍謄本などの翻訳(英語)をご希望でしたら、お気兼ねなくご連絡ください。

タイナーズの戸籍謄本 翻訳サービス
http://www.tiners-p.com/family-register.html

 

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年末年始の休業期間につきまして

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翻訳のタイナーズは年中夢中でございますが、誠に勝手ながら、12月29日から1月5日の間は、休業をいただきます。

 

この期間にお問い合わせいただきました内容は、1月6日(金)より順次ご連絡させていただきます。

 

ご了承くださいませ。

皆様よいお年をお迎えください。

 

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

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翻訳実績 所感2016年8月ぶん

 

8月も多くのご依頼をいただいた。

ビジネス系、論文系の内容の中に、ひょこっと婚姻受理証明書や婚姻届があると、ほっこりなごむ。

 

 

契約書・・・

○ニュージーランドの取引先企業との契約書4件(日本語訳)

商標の取り扱いがどうなるのか、まだ契約書の改変の余地がありそう。

 

契約書の翻訳

http://www.tiners-p.com/agreement.html

 

MSDS・・・

○防虫剤の製品安全データシート 2種類(英訳)

○ゴムパッキンの製品安全データシート(英訳)

いずれもスタンダードなMSDSだった。

ボトル容器の出荷検査成績表(英訳)

製品安全データシートに添付する位置づけの書類。

 

MSDSの翻訳

http://www.tiners-p.com/msds.html

 

ビジネス資料・・・

○化粧品会社の経営戦略用資料(英訳)

社内資料。秘匿性が高い

○保育文献の著作権に関する資料(英訳)

出版社の権利関係のお話、知的財産権についての内容。

○スポーツの専門ウェブサイトに掲載する文言(英訳)

索引欄を「あ行、か行、さ行・・・」のまま、英語で表記する。これだと外国人の方は、「りんご」を検索するのに、Appleの「A」ではなく、「ら行」を見なくてはならない。あまりにも不便だったため、依頼者様にご報告。「クライアントは、英語は飾りに使うので、このままいく」とのこと。

 

パンフレット・・・

○外国人向けの料理教室のパンフレット(英訳)

レストランのメニューや料理教室のパンフレットは、いつも美味しそうだなあと思いながら翻訳。イメージを掴むためにこの「美味しそうだなあ」は大事。

○芸術に関するサミットのレセプション用資料とリーフレット(英訳)

開催まで1ヶ月となった段階での資料・リーフレットの作成。依頼者様の作成と我々の翻訳が同時進行で行なわれた。なかなかタイトだったが、いいものができた。

 

アブストラクト・・・

○家庭科学習についての論文アブストラクト(英訳)

生徒ごとの家庭を考慮する視点があって興味深かった。

○体育教育と人間形成の関連性についての論文アブストラクト(英訳)

体育と人間形成を結びつける視点があってなるほどと感じた。

○災害時の被害軽減についての論文アブストラクト(英訳)

東日本大震災、熊本地震以降、「災害時」という言葉が非常に重く、心に届く表現になった気がする。

 

韓国語に関する書類・・・

○婚姻受理証明書・戸籍謄本・住民票(韓国語訳)

○受理証明書および全部証明書(韓国語訳)

いずれも韓国語訳。スタンダードな書類。婚姻受理証明書はなごむ。

 

韓国語の翻訳

http://www.tiners-p.com/korean.html

 

行政の書類・・・

○婚姻届(日本語訳)

この手の書類は、どの国のものでも、ほんわかする。

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【16年7月】ご依頼実績 出生証明書、基本証明書、婚姻関係証明書、論文タイトル、アブストラクト

 

7月にご依頼いただいた内容のご案内、まずは個人様からのご依頼です。

 

出生証明書(日本語訳)

フィリピンの行政が発行した出生証明書の日本語訳です。

行政の書類ですので、カチッとした書類ではあるのですが、特徴的なのは、フィリピンの行政の書類って、微妙に大きいんです。

ふだん、われわれが市役所や法務局で書類を取るとき、住民票でも登記簿でも、たいていはA4の大きさなのですが、フィリピンの書類は、ひと回り大きいと言うかなんというか、縦がちょっと長いんです。

ですから、お客様に原本をお送りいただくとき、スキャンしてお送りいただく場合は妙にスキャンがしにくいんです(苦笑)

ファックスの場合は、ファックス機によったら、A4の大きさしか対応していないものもありますので、上半分と下半分をコピーして2枚にして、というお送りのいただき方です。

 

そしてもう一つ、フィリピンの書類には大きな特徴があるんです。

それは、印字がとても「雑」だということです。とっても読みづらくて、読めない箇所が結構あります(笑)

読めない箇所は、お客様も読めませんし、私たちも読めませんし、ということで、翻訳原稿ではブランクにするのですが、その後、お客様から「提出先にはじかれた」というお話は聞きませんので、大丈夫なんだと思います。だって、誰も読めませんし、フィリピン行政に聞くというのも、そこまでしなくてもと思いますもんね。

英語の翻訳サービスはこちらです。

 

基本証明書・婚姻関係証明書(日本語訳)

韓国語(ハングル)から日本語への翻訳です。

どちらも韓国の行政が発行する書類です。

韓国の書類は、仕様が日本とほぼ同じで、なんとなく馴染みがあるような印象を受けます。

韓国語の翻訳サービスはこちらです。

 

数学教育についての論文タイトル(英訳)

論文のタイトルのみのご依頼でした。(日本語から英語への翻訳)

日本語タイトルだけで翻訳することもできる場合がありますが、アブストラクトを資料としてお送りいただきますと、タイトルの意味を理解しやすくなりますので、英訳の精度が高くなるはずです。

論文タイトルの翻訳サービスはこちらです。

 

道徳教育についての論文アブストラクト(英訳)

アブストラクトとキーワードのご依頼でした。(日本語から英語への翻訳)

学校の「道徳」の授業に関する研究ですので、そもそも内容が難しいですね。興味深いアブストラクトでした。

アブストラクトの翻訳サービスはこちらです。

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フランス語の翻訳に対応しています。

 

フランスの取引先とやりとりしているけれど、

先方の英語って、かなり分かりにくい・・・

そして、稀に添付ファイルの内容がフランス語でまったく分からない・・・

 

 

そんな、輸入担当者様のために、フランス語の翻訳サービスをご提供しています。

 

フランス語の翻訳 料金明示(後払い、貴社様締め日OKです) 全国・海外からのご依頼に対応しています。

http://www.tiners-p.com/french.html

 

 

ちなみに、フランス人の英語が分かりにくいなあと感じるのは、いわゆるフランス語英語だからですね(日本語英語なるものがあるように)

 

 

皆様からのご依頼を楽しみにお待ちしております。

 

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年末年始の休業期間につきまして

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タイナーズは年中夢中でございますが、

誠に勝手ながら、12月30日から1月5日の間は、休業をいただきます。

 

この期間にお問い合わせいただきました内容は、年明け6日(水)より順次ご連絡させていただきます。

 

ご了承くださいませ。

 

 

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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【推薦状の英訳】指導教授や上司向け 紹介と推薦は異なる。

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この記事は、推薦をする方(指導教授や上司)に向けてお伝えしています。

 

平素、推薦状の英訳のご依頼をいただき、英語表現を作っていくわけですが、その原文となる日本語の文章を見てみますと、すごく優れた推薦文もあれば、少し戸惑ってしまう推薦文もあります。

 

優れた推薦文に共通しているのは、被推薦者のことをよく見ていて、どういう部分が推薦できるかを具体的に捉えていらっしゃるという点です。これは、急場しのぎで思いつく内容ではなく、普段から真剣に被推薦者と向き合っている、あるいは過去、真剣に被推薦者と向き合っていたからこそ為せるわざです。

 

いっぽうで、少し戸惑ってしまう推薦文に共通しているのは、被推薦者の経歴や活動の紹介が多いという点です。たとえば、被推薦者の大学時代の専攻、論文の内容、社会人になってからの職域、受賞歴など、これらの紹介が長いんです。

もちろんこれらも必要ではあるのですが、紹介に終始しますと、単に説明文に留まり、履歴書や職務経歴書を見れば書いていることばかりになってしまいます。

 

大切なのは、その学問領域に被推薦者はどう向き合ってきたと感じるのか、被推薦者がその職域に一生懸命である背景には何があると感じているのかなど、

 

「私が見た被推薦者の姿」

 

をしっかり反映することなんです。

 

指導教授の皆様、そして上司の皆様におかれましては、このことを押さえていただき、被推薦者のプラスになる内容をお書きいただければと思います。

 

推薦状の英訳サービスの詳細はこちらです。

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