国際サッカー連盟は、2011年の最優秀選手賞を発表しました。
年間最優秀選手賞には、なでしこJAPANの主将である澤選手が選ばれました。
男性の最優秀選手賞には、あのリオネル・メッシです。
日本人初はもちろん、アジア人初の素晴らしい快挙です。
さらに、今回は澤選手だけではなく、最優秀監督賞に佐々木則夫監督、FIFAフェアプレー賞に日本サッカー協会と、3部門で受賞しました。
世界中が、震災から復興する日本にエールを送ってくれているようにも感じます。
そして、チューリヒで開催された表彰式では、澤選手はあでやかな振袖姿で登場しました。
ピッチの上での雄姿とはうって変わり、艶やかな「大和撫子」ぶりでした。授賞式の衣装として、着物を選んだ澤選手のセンスにも感心しました。改めて、着物の美しさを見直すことができました。
日本の女子サッカー界を長年引っ張り、昨年は夢のワールドカップ初優勝を成し遂げた澤選手に対する、大きなご褒美だと思いますが、きっと彼女の気持ちは、すでにロンドンオリンピックに向かっていることでしょう。
ついこの前、北京オリンピックが終わったばかりのような気がしますが、今年は再びオリンピックイヤーです。
ワールドカップと同じように、澤選手をはじめ、なでしこJAPANが、オリンピックでも活躍してくれることを期待しています。