「海外で仕事(事業)をするためにビザを取得することになって、その手続きで預金通帳の英訳が必要なんです」
というのが、私たちにご依頼をいただくケースです。
たいていの場合、通帳の「表紙の裏」と「直近の記帳ページ」の英訳が必要になります。
「表紙の裏」というのは、いわゆる一枚めくったところです。
「直近の記帳ページ」というのは、渡航する国によって求められる期間が異なります。たとえば直近の1ヶ月ですとか、3ヶ月ですとか、そんなふうに期間を明示されるはずです。
下記の画像がわかりやすいです。
通帳に関するヘルプ UFJ銀行
https://directg.s.bk.mufg.jp/refresh/ib_help_sp/bankbook.html
「表紙の裏」
タイトル(総合口座 や 普通預金 など)、氏名、銀行名、支店名、店番や口座番号、そして通帳の説明の文言などが書かれています。
原則、すべて翻訳をする必要があるのですが、唯一、判断が分かれるのが通帳の説明文です。
よく「総合口座のご案内」ですとか「当座繰越」がどうこうと言ったような、あなたの通帳の中身のことではなく、通帳の説明そのものです。
これは、普通の感覚では英訳をする必要がないように思います。実際、この部分の英訳がなくても情報として不足するようなことにはなりません。
しかし、ビザ取得の手続きはややこしくて、国によってはとても厳しいところがあります。
あとあと面倒なことにならないように、念のため、こういった説明文も英訳があったほうが無難ではないかと思います。
タイナーズでは、説明文も英訳に含めます。つまり、「表紙の裏」はすべて翻訳対象にしています。(そのほうが安心です)
直近の記帳のページ
「振込み」や「振替」、「利息」、「カード」、「手数料」、「保険料」、「ローン」、「送金」などなど、摘要欄にたくさんの項目があります。
また、お支払金額やお預かり金額の欄には、支払先や送金先の会社(お勤めの会社や保険会社など)の名前などがあります。
そして一番右には、差引残高の欄があります。これらすべてを英訳したものを準備する必要があります。
残高証明書は別物です。
銀行が発行する残高証明書というものがあります。
これは、文字通り、現在時点の残高を証明する書類です。
提出書類に含まれていることがあります。
残高証明書は通帳の代わりになりません(残高証明書の英訳があれば通帳の英訳は提出しなくていいということではない)のでご注意ください。
タイナーズでは、通帳・残高証明書の翻訳を行なっています。
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