グリーンツーリズムって知ってる?

 

突然ですが、グリーンツーリズムって知ってますか?

 

きっと、なんとなーく聞いたことがあって、なんとなーくこれが何かが分かるけど、明確に答えられない

 

と思ってらっしゃる方が多いとみました。

 

 

農水省によりますと、

 

農山漁村地域において自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動です。

http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyose_tairyu/k_gt/

 

とのことで、要は、農山漁村の暮らしを体験したり、その土地のおいしい料理を食べてみたり、もちろん現地の人とたくさん話してみたりする、green(緑の)tourism(観光)というわけです。田舎町に旅行に行くというのとは、かなり違いますね。

 

 

で、今回、このgreen tourismという言葉を和訳するときに、ちょっと迷ったんです。

 

グリーンツーリズムでいいと思うんです、辞書にも載ってるぐらいですから、きっとメジャーな言葉だろうと。

kotobank.jp「グリーンツーリズムとは」

http://bit.ly/1ymffSd

 

でも、みんながみんな分かるわけでもないし、いい機会なので、日本語表現を考えてみました。

 

 

・観光農業

・緑の観光

・緑のツアー

・緑に触れる観光

・緑を体験する観光

・農山漁村の滞在型観光

・農山漁村の体験型観光

 

 

観光農業は、ちょっとよく分からない感じ。また、別に農業に特化しているわけではないので、かなり簡略化した訳ですね。なんとなくぶどう狩りみたいな感じがします。

 

緑の観光は、思いっきり直訳で、ボヤっとイメージすることができますが、まあしかしこれも分かりづらい。緑のツアーは、観光をツアーに変えただけで、あんまり変わらない。

 

緑に触れる観光は、近づいては来ました。グリーンツーリズム本来の意味より、富良野のラベンダー畑を見に行くみたいな、少し旅行の色が出すぎている感じがします。

 

緑を体験する観光は、しっくりきます。農山漁村なので、「緑」に限定する(山だけっぽい)のはちょっと微妙。

 

農山漁村の滞在型観光と農山漁村の体験型観光は、かなりしっくりきます。

 

 

とまあ、いくらでも出てくるわけですが、元の単語(green tourism)を生かすと分かりづらくなり、いっぽうで説明的にすれば、かなり分かりやすくなりました。

 

実際に使うのなら農山漁村の滞在型観光か農山漁村の体験型観光だと思います。

 

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