覆った判定

 

現在イギリスで行われているロンドンオリンピック。

 
今回のオリンピックは今までになく判定が覆ることが多い。

 

柔道男子の66キロ級準決勝。
そしてメダルが有力視されてきた体操男子団体。

 

日本でニュースになるだけにともに日本の選手が関わっている。

どちらも結果的には、覆った判定のおかげでメダルを獲得できた。

 
でも、選手たちにしてみれば、
何とも後味の悪い、きっと心からは喜べないメダル

となってしまったのではないかと思うと少しかわいそうだ。

 

 

公正なジャッジのためのビデオ判定やジュリーという審判員制度だとしても、

 
柔道にしてみれば、
一度は3本の青旗に大喜びした韓国選手のショックは、

たぶん想像を超えると思うし、

 
体操男子にしてみても、
銀メダル獲得に大喜びした地元イギリスの選手と観客たちの
気持ちをどこに持っていいのかわからないはず。

 

日本側から見ても、
結果としてメダルを獲得したことは喜ばしいけれど、
何となくすっきりしない。

 

リアルタイムで見ようと思うと夜中から朝方になるので
どうしても翌日のニュースで結果を確認することが多い。
きっと、これらの試合を夜中に見ていたとしたら
終了後も、ゆっくり寝ることなんてできなかった。

 

 
試合中は敵味方の区別をして応援していても

終了後は、敵対心なく相手の国や選手に対しても

嫌な感情を残さないのがスポーツのいいところだと思う。

 

まだまだ始まったばかりのオリンピックも残りの試合、
4年間頑張ってきた選手たちのためにもしっかりとした審判で

後悔を残さないような闘いになるように審議も慎重にやって欲しい。

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