お客様からのご質問:
11月末から12月初旬にかけて、観光目的でタイへ渡航致します。
空港で提示などが求められる予定の英文「新型コロナウィルス感染症 予防接種証明書」を大阪府吹田市から入手はしたのですが、これが今回有効なモノかが分からず(吹田市からのモノは英語日本語両方記載済)、タイ渡航の際に有効となる英文への翻訳済のワクチン接種証明書を発行するのに費用と日数をお教え頂けますでしょうか?
これまで、御社にそのようなお問い合わせがあれば、市町村発行の証明書はタイ渡航時に有効か無効であった等の情報もお教えいただけますでしょうか?
手元にある吹田市からの証明書は下記吹田市HPの下部にある「ワクチンパスポート見本」と全く同じ書式でございます。
https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-kenkoiryo/hokencjigyo/
_107101/_110844.html
(知り合いで2021年10月にカナダへ留学の際、同じような市町村発行の同様式のものでは不可となり、別途英文へ翻訳の証明書が必要になったと聞いたため)
お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願い致します。
当社の回答としましては、
新型コロナウィルス感染症の予防接種証明書、いわゆるワクチンパスポートは、厚生労働省指定のものを各地方自治体が発行する形になっております。そのため、どの地方自治体で取得されても、同じものです。
接種証明書の様式 – 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
お客様ご承知のように、この書類は日英併記となっておりますので、海外でもそのままお使いいただけます。
また、このワクチンパスポートが使える国は限られていますが、タイでは使える国に該当します。
海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧
(2021年11月9日現在)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html
そのため、今回のお客様のケースでも、特段の問題なくお手元のものをお使いいただけるはずです。
気になるのはカナダの事例です。
カナダもまた、ワクチンパスポートを使える国として、厚生労働省が発表していますので、本来であれば問題はないはずです。
ただ、このあたりの判断は、入国先の当局がどう判断するかによります。今回であれば、「日英併記の書類であっても、翻訳して翻訳証明を付けなければならない」という判断だったのでしょう。
「はずです」としか言えないのは、どのような書類であるべきかを決めるのは、入国先の当局だからです。
「どうしてすでに英語で書かれている書類を英訳して、翻訳証明が必要なんだろう?」
と健康な感覚では思ってしまいます。当社もそう思いますが、行きたい国の機関がそう言うのでしようがありません。笑
同じように、タイでも当局の指示に従うのが賢明です。
こちらも参考になります。ご覧ください。
新型コロナワクチン接種記録書 英語
その他、ご質問がございましたら、いつでもご連絡ください。
お電話・メール、どちらも歓迎です。