2024/03/27
なじみのお客様(出版社)から、著作権利用許諾契約書の英訳をご依頼いただきました。
少し変わったご要望で、「AIでパパッと作れるかな」とのお話がありました。
確かに、AI技術の進歩は目覚ましく、翻訳の分野でも大きな変革をもたらしています。しかし、AIによる翻訳はまだ完璧にはほど遠く、私たちのような翻訳会社が翻訳する際のサポートの位置づけに過ぎません。
特に契約書の文言は、表現の違い一つで意味が大きく変わることがあるため、AIのみで翻訳を完了させるのはリスクが伴います。
そのため、重要な契約書の翻訳は、私たちが一から行うことをお勧めしました。お客様は当社に議事録作成業務を依頼されていましたが、当社が翻訳業務も行っていることはご存じなかったようです。
結果として、私たちが一から翻訳を担当することになり、契約書の正確な翻訳をお届けすることができました。